小児歯科
小児歯科の9つの特徴
- 治療の初めと終わりには、必ずご両親に内容をご説明します。
- 小さいお子様の場合は、保護者の方同伴で治療ができます。
- 無理に押さえつけるような治療はしません。
- DVDでディズニーやジブリのアニメを見ながら治療ができます。
- 選べる楽しい診察券がたくさんあります。
- 頑張ったご褒美に、毎回キシリトールのラムネを差し上げています。
- 0才児から診察が出来るよう、設備を整えています。
- 待ち時間も、楽しいキッズコーナーで遊んで過ごせます。
- 3ヶ月に一度は、フッ素塗布を無料で行っています。(歯ブラシ付)
初めは泣いているお子様も、トレーニングを行えば、先生や衛生士とのコミュニケーションが取れるようになり、必ず治療ができる日が来ます。一緒に頑張りましょう!また、治療が終わった後も、定期検診をおすすめしています。
小児予防歯科
乳歯や生えたばかりの永久歯は柔らかく、奥歯は溝が深いため、むし歯になりやすいのが特徴です。 日頃からお子様の歯をよく観察し、わずかな変化を見逃さないように注意しましょう。しっかり観察し、 早期発見することで、お子様にむし歯や咬み合わせの治療を受けさせないで済みます。 ここでは、子供の歯に効果的なむし歯の予防法をご紹介します。
シーラント処置
奥歯の溝に歯科用プラスチックを埋め込む処置です。 歯の溝がなくなるので食べかすがたまりにくくなり、 むし歯予防に効果的です。第一大臼歯に施すことが多く、 6歳位から行います。
フッ素塗布
乳歯や、生えたばかりの永久歯は、柔らかくむし歯になりや すいため、フッ素塗布をおすすめします。 フッ素塗布により、歯質も強化されて再石灰化促進にも 役に立ちます。当院では、3ヶ月に一度は無料で塗ることが できます。(1歳半位からがおすすめです。)
定期検診での歯のクリーニング、
ブラッシング指導
歯ブラシでは落とせない歯石や着色を、専門のスタッフが定期的に清掃いたします。
歯がピカピカに白くなりますよ。
お子様のお口の中はひとりひとり異なるため、お口の環境に合わせた正しいブラッシングが必要です。
お子様に合ったブラッシング法をプロが丁寧に指導します。
当院では治療後も、3ヶ月検診(小学校低学年位まで)・6ヶ月検診(小学校高学年以降)をおすすめしています。 その時期になりましたら、定期検診のおハガキを送らせていただきますので、是非ご来院ください。
子どもの歯の質問箱
- 歯はいつごろ生えるのでしょうか?
- 乳歯は、早い場合は生後4ヶ月頃から、遅い場合は1歳3ヶ月頃、
平均では男子8ヶ月、女子9ヶ月で歯が生えてきます。
- どの歯が1番最初に生えるのでしょうか?
- 平均的に、下の前歯から生えてきますが、時には上の前歯から生えてくることもあります。
個人差があるのであまり気にしないでいいと思います。
- 乳歯が生えそろう時期はいつですか?
- 平均的に2歳半から3歳位と言われていますが、4歳近くになってようやく
最後の奥歯が生えてくることもあります。それ以後生えてこなければご相談ください。
- 親が受け口です。最近子どももあごを前に出します。反対咬合になりますか?
- 歯並びは遺伝的要因もあります。お子様も反対咬合になる可能性はありますが、
5歳位まではあごを出す癖があれば止めさせ、それでも下あごが上あごより前に出ている
咬み合わせをしていたら受診してみて下さい。
- 歯が足りないと言われました。どうすればいいでしょうか?
- 最近発表されたデータでは、約1割の子どもが先天性欠如歯(歯が生まれもってない事、
形成異常のひとつなので病気ではありません)だそうです。乳歯の時は様子を見て下さい。
永久歯が生えてくる時期になっても生えてこないのであれば、
精密検査(レントゲン撮影)などをお勧めします。
- フッ素塗布が歯にいいと聞きました。いつから始めればいいですか?
- 乳歯でも永久歯でも、生えて間もないときのフッ素効果は高いので、できるだけ早い時期から
塗ってあげて下さい。しかし、フッ素を塗れば大丈夫なのではなく、大切なのは食後の歯磨きの
習慣や規則正しい食生活をすることです。3ヶ月に一度塗ると効果が持続します。
- 歯磨剤(歯磨き粉)はいつから使ったらいいですか?
- 平均的に、2歳くらいで口をゆすぐことができるので、その時期を目安に使ってみましょう。
あまり大量に使うと口の中が泡だらけになり、かえって良く磨けません。
毛先に少し付けるくらいで十分です。嫌がる場合は、無理に使用しなくても大丈夫です。
歯垢(プラーク)を除去できれば問題ありません。
- うちの子は3歳です。すきっ歯ですが治りますか?
- この年代では歯と歯の間にすき間(発育空隙)があることが通常です。
乳歯より大きな永久歯が生えてくることを考えると、すき間のあるほうが将来的に歯並びは
良くなります(例外もあります)。 このすき間は、永久歯が生えてくるにつれて閉鎖していくので
心配しないで下さい。 乳歯の時にすき間もなく綺麗な歯並びは、永久歯の出てくるスペースがなく、
歯並びが悪くなる可能性もありますので、経過観察が必要です。
- 乳歯が残っているのに永久歯が生えてきたのですが、どうすればいいでしょうか?
- 正しい永久歯の生え方は、乳歯の真下から根を溶かして生えてくることが一般的ですが、
乳歯の脇から永久歯が生えてくる場合もあります。その時は早めに抜く場合と、
経過観察の場合がありますので、分からない時はご相談下さい。
- 歯が2本くっついて生えてきました。大丈夫でしょうか?
- 多分それは、癒合歯でしょう。2本隣り合った歯が、歯の形成時期に結合して1本になったものを言います。
2〜5%の確率で出現します。永久歯が同じように癒合歯の場合もあれば、
1本ない場合や、2本すべて生えてくる場合もあるので、生え代わりの時期まで経過観察が必要です。